堀米ゆず子ピアノ三重奏コンサートを聞きに
11月も終わりになりました。
今年もあと1か月と少しですね。
あまりそんな感じがしないのですが、12月に入ると気ぜわしくなり年末を感じるのかもしれません。
昨日、11月24日兵庫県芸術文化センターで行われた
「堀米ゆず子&パヴェル・ゴムツィアコフ&田村 響 ブリリアントな仲間たち」
を聞きに行きました。
堀米ゆず子さんは好きなバイオリニストの一人です。
芸術文化センターでも毎年コンサートをされていて、ここ何年間は毎年聞きに行っています。
今回はピアノトリオということで、特に後半のチャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出に」を楽しみに聞きに行きました。
1曲目のモーツアルトのピアノ三重奏第6番 ト長調の出だしから各奏者の音がとても美しくこの世のものとは思えないぐらいでした。
2曲目のショスタコーヴィッチのピアノ三重奏第2番 ホ短調は初めて聞く曲でしたが、ショスタコーヴィッチらしい曲想で、4楽章では聞いたことのあるメロディーも出てきて最後まで興味を持って聞きました。
後半のチャイコフスキーのピアノ三重奏「偉大な芸術家の思い出に」は、とてもボリューム感もあり、また歌う旋律もとても心に残りました。
ねばりのあるボーイング、弓使い、そして音。出てくる音はもちろん見ていてもとても勉強になりました。
アンコールにはメンデルスゾーンのピアノトリオ第1番の2楽章を演奏されました。
ピアノの田村響さんの音がとても美しかったです。
こんなに素晴らしいコンサートを聞けてとても幸せで、特別な時間を過ごせたように思います。
お客さんの層は年配の方が多かったのですが、若い方たちにももっと聞きに来てほしいなと思いながら会場を後にしました。
今月はそのほか、「ラフィ・ベサリアン 河江 優 ソロ&ピアノデュオコンサート」を大阪のいずみホールに、また15日には、兵庫県立芸術文化センター20周年記念公演として行われた「クラウス・マケラ ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団」を聞きに、いつもより多くとてもいいコンサートを聞けました。
どのコンサートも本当に素晴らしく、いい演奏を聴くと不思議と元気が出ます。
この感動を持って、また毎日を過ごしていきたいと思います。
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