曲全体をみて仕上げる
蒸し暑い毎日ですね。
湿度が高いのでバイオリンを調弦するときのペグも固くて動きにくい時が増えてきました。
しばらくは湿度、温度に注意して楽器を弾いていきたいですね。
新しい曲に取り組むときは、まず譜読みをするように言っています。
何拍子の曲か、何調か、そしてテンポ表示はちゃんとみること。
とても大事なことなんですが、これが意外とできていないな、、、と思うことがあります。
そして耳コピではなく自分で音、リズムを読んで、実際に弾いていくようにと。
今はYoutubeで実際の演奏をいつでも見れるし、(見てはいるけど音は聞いているかな、、、、)譜読みをするよりも楽なのかもしれませんね。
けどめんどくさくてもちゃんとまずは譜読みは自分でしましょう‼
そうでないといつまでたっても譜読みができるようにはなりません。
譜読みもして一通り弾けるようになったら、自分のパートだけではなく、伴奏はどんなリズムで、どんな和声になっているのか、というところも気を付けて、今度は伴奏譜を見ながら音源を聞くということはとっても大事です。ピアノが弾ければ、ご自身で伴奏を弾くこともいいですね。もしオーケストラとのコンチェルトだったらスコアも用意して、どこでどんな楽器が鳴っているのかということを分かって弾くことも大事です。
バイオリンは旋律だけを弾いたら終わり、ではなく、伴奏全体も分かった上で自分の旋律も弾けて曲を理解できるようになります。
音源を聴くときにはバイオリンパートだけを聞くのではなく、伴奏譜、またスコアを見ながら聞くようにするとまた新たな発見があると思います。全体を見て曲を仕上げられるようになるといいですね。
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