最近読んだ本
あっという間に梅雨明けしたかと思ったら、毎日すでに猛暑です。
7月に入ったばかりですが、もう蝉も鳴いてますね。
あと少なくとも3か月、この暑さを乗り切れるのか今から心配です。
立ち寄った本屋さんで、『「作曲の科学」美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」 』フランソワ・デュボワ著という本を見つけました。
「作曲の科学」という言葉に惹かれて手にしたのですが、読んでみると分かりやすく興味深い本でした。
小学生の頃、特にやりたかった訳では無いのですが、作曲などをするクラスに通っていました。まったく素敵なメロディー、和音、音楽の発想もなかった私でした。
そして理論的なこともおもしろいと思えず、終了まで行かずに途中でリタイア、、、、。
しかし後に、これが音楽をしていく上で重要なんだということに気づきました。
今は分かりやすい楽典や理論の本が出ていますね。
この「作曲の科学」は、より分かりやすく、また和音の音源も本の特設サイトに載っていて聞くことができるのがいいなと思います。
著者は本の「はじめに」に、「作曲とは数学である」と述べています。
「作曲の足し算」、「作曲の掛け算」など、章のタイトルも興味深いです。
音楽をしていると数字は良く出てきますね。 何度の音程、拍数、周波数etc、、、、。
また著者は作曲家であり、またマリンバ奏者でもある方です。
各楽器、音楽家との共演話も興味深かったです。
その中でバイオリンについては「不自然な楽器」と述べていて
ある程度習熟しないと、きれいな安定した音を出すことができず、
相当な訓練を強要する楽器。しかし十分なトレーニングを積んでうまく操れるようになったら、聞くものの心を魅了し、ときには引きちぎるほどのパワーを秘めている、
とのことです。
これを読んで「そうか~」と妙に納得してしまった私です。
ご興味のある方は一度読んでみてください。
何かちょっとした曲を作ってみようかなと思うかもしれません。
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