コンクールの受賞者演奏会を聞きに行きました
今年も残り1か月と少しですね。
先日、お店で来年のカレンダーを頂きもうそんな時期になったんだなと思いました。
時間が経つのは早いです。
11月14日(日)フェニックスホールで行われた「第23回関西弦楽コンクール受賞者発表演奏会」を聞きに行って来ました。
このコンクールは昨年、新型コロナウィルスの影響で行われませんでした。しかし今年は感染対策を行って開催され、例年と同じぐらいたくさんの方が受けに来られたようです。
当日は最初に受賞者の表彰が行われ、その後第一部の演奏が始まりました。
年長さんから小学6年生までの5名のバイオリンの方、そして1名のチェロの演奏が行われました。
みなさん、コンクールに向けてしっかり準備して一番いい賞を受賞され、そして次への目標へと向かってまた頑張っているのが感じられる演奏でした。
第二部の中学生以上の受賞者の演奏は残念ながら聞けなかったのですが、すでにこのコンクールで受賞されている方や、有名な先生の公開レッスンにも参加されている方のお名前がありました。とても素晴らしい演奏だったのではないかと思います。
皆さんのこれからの成長をまた聞ける機会があると嬉しく思います。
今はいろいろなコンクールがありますね。
子供向けから音楽家としての登竜門といわれるような伝統的なコンクールなど。
私個人としては、子供さんにとってコンクールは明確な目標となりますし、それに向けて頑張ることもでき、成長できるきっかけにもなるので生徒さんによってはいいことだと思います。ただコンクールのためだけに頑張るのではなく、普段の練習の積み重ねの上にさらに上のレベルを目指して、質を上げるために頑張るという風に向き合えればいいのではと思います。
結果が良くてもそれで完成というわけではないですし、悪かったとしてもどこが弱かったのか、準備の段階で良くなかったことなどを改善して、また次へ挑戦していければいいのではと思います。
私はいつもちゃんと毎日練習して、本人がバイオリン、音楽が好き!親御さんも音楽に理解があり、コンクールに向けての努力が親子ともでき、生徒さん本人がコンクールにチャレンジしたい!という気持ちを強くもっていればおすすめします。
しかしコンクールのためにバイオリンを習っている、みたいになると疲れてしまうし、私の方針とも違ってきます。成長のきっかけとしてチャレンジするのはいいと思います。
バイオリン、音楽はやればやるほどできていないところ、やるべきことが見えてくるし終わりのない道だと思います。
音楽に向き合い、弾き続けて成長していくことが大切だと思っています。
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