山田和樹指揮、バーミンガム市交響楽団のコンサートを聞きに行きました
先週、6月29日(日)兵庫県立芸術文化センター大ホールで行われた、山田和樹さん指揮バーミンガム交響楽団のコンサートを聞きに行ってきました。
山田和樹さんは世界の名だたるオーケストラの指揮をされていて、先月はベルリンフィルでデビュー、さらに注目を集めている指揮者です。
2年前にもバーミンガムのオーケストラとのコンサートが芸文ホールであったのですが、その時は行けなく今回が初めて山田和樹さんの指揮のコンサートを聴く機会となりました。
当日は開演20分前からプレトークの時間があり、とてもお話が上手というか親しみの持てる話し方で、演奏開始前からひきつけられました。
コンサートはまずショスタコーヴィッチ 祝典序曲から始まりました。
華やかな曲で、最後の方はオーケストラとは別のブラスバンドも加わるように書かれていて、そのパートを地元の甲子園学院吹奏楽部の生徒さんたちが演奏していました。プロオケとの共演は、生徒さん達にとって忘れられない貴重な経験となっただろうなと思いました。
次にラフマニノフのピアノコンチェルト第2番ハ短調。
ソリストは河村尚子さん。
この曲はいつ聞いてもいい曲ですね。コンサートでこの曲を聴けたことを嬉しく思いました。
河村尚子さんの演奏もコンサートで聞くのは初めてでしたが、ダイナミックでまた音もきれいでした。
最後はチャイコフスキーの交響曲第5番。
この曲もとてもいい曲ですね。
第2楽章のホルンのメロディーがとても美しく印象的でした。
プレトークの時に
「今日はアンコールはあります!アンコールのためだけに出演される奏者の方もおられます。」
と山田和樹さんがおっしゃっていたのですが、なんだろう、と思っていたらエルガーの威風堂々でした。そこはイギリスのオーケストラだからかなと思いました。
山田和樹さんのプレトークに始まり、またオーケストラと会場が一体になった感じのあるコンサートで、最初から最後まで演奏に引き込まれる心に響くコンサートでした。
いいコンサートを聞けて心が潤ったのと元気をもらえました。
0コメント