ベートーヴェンの第九
朝晩は秋らしくなってきて、ずいぶんと過ごしやすくなりましたね。
年末になるとよく聞くのがベートーヴェンの「第九」。
全部聞くととても長く1時間20分ぐらいはありますが、有名なのは合唱付きの4楽章のメロディーですね。
バイオリンの教本でも有名なメロディー部分が「よろこびの歌」として載っています。
その第九ですがなんと今年は初演から200年だそうです。
すごいですね!
ちなみに初演日は、1824年5月7日。
ウィーンのケルントナートーア劇場だそうです。
その頃のベートーベンはすでに難聴になっていたのですが、これだけの大曲を作曲できたのは
すごいなと思います。
日本では年末によく聞くのですが、他の国では特に時期を問わず演奏されています。
最終楽章の合唱の歌詞は、シラーの「歓喜に寄す」の一部分が使われているため、平和、解放を記念する場などでも演奏されています。
まだ若かった頃は途中で寝てしまうこともありましたが、この年齢になって全楽章通して聞くとベートーヴェンの思い、そして勇気と力を与えてくれる感じがします。
200年経ってもずっと演奏されている曲には、いつの時代も人々の心に響くものがあるのかなとも思います。
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