拍をとること、数えること
今年もあと2週間となりました。
年末は何かと気ぜわしくなりますが、クリスマスのイルミネーションや飾りつけを見ると嬉しくなります。
例年行っていたクリスマス会。
今年は大人だけで少人数で行おうと思っていたのですが、一応小中学生の生徒さんにもお声をかけてみたらなんと例年と同じメンバーが参加してくれることになり、結局、発表会とそれほど変わらない人数となりました。
クリスマス会では発表会とは違いをつけ、特に今年は「バイオリンの合奏」ということを基本に曲決めを進めてきました。
バイオリンだけの、しかも2重奏、3重奏を各パート一人ずつで弾く合奏というのは案外難しく、音程がそれぞれがしっかりとしていないと全然美しくないし、テンポ、リズムもそろってないとだんだん早くなるか、遅くなったりしてしまいます。
普段のレッスンで弾いている曲はソロのメロディーがほとんどですが、合奏となると2分音符を伸ばしている、または開放弦だけど3拍伸ばす動きばかり、その他メロディーではないつかみにくい旋律を弾く、など合奏ならではのことがいろいろと出てきます。
特にメロディーではなく伴奏型のリズムをずっと弾いている、長い音を伸ばしている動きばかり、というのが案外簡単なようで難しいと思います。
しっかりと数えて、そして今、自分はどこを弾いていてメロディーはどんな旋律を弾ているのか、全体の中での自分のパートはどういう役割があるのかなどを考え、聞きながら弾くことの大切さは、自分のソロの曲の時にもとても勉強になると思います。
発表会、クリスマス会ととにかく何かしら合奏は行うようにしています。
最近ではみんな、合奏にも慣れてきたなと思うことも増えてきました。
当日、どんな風になるのか楽しみです。
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