2018年度発表会を終えて
一昨日、2018年度の発表会を池田市アゼリアカルチャープラザの多目的ホールにて無事に終えました。
「ちいさな発表会」なのですが、年に一度の教室の大切な行事。
この日に向かって、みんなそれぞれ一生懸命に頑張りました。
普段のレッスンとは違い、人前で弾くということでさらに集中して、また気合も入れて頑張れるのが発表会だなと思います。そういう意味でもみなさんにはどしどし参加して、演奏して頂きたいなと思います。
今年は小学生デュオの合奏曲、「ドレミの歌」から始まりました。
これはメロディーとあとうちが交互に出てくるので少し難しかったのですが、二人とも本番には落ちることなく、最後まで弾き通せました。頑張ったね!
その次はリュリのガボット。
本番ではしっかりとした音で演奏できていました。
ただレッスンでも注意した箇所の音程が、ちゃんと本番でも正しく弾けていると良かったなと思いました。
そしてボッケリーニのメヌエット。
これを演奏してくれたのは、同門の友人のお子さんで、しっかりとした演奏を聞かせてくれました。
友人は、「まだまだ練習が足りないわ、、、。」
と言ってましたが、去年よりもしっかりと弾けるようになってました。
そしてなんといっても「いつも笑顔」がよかったです。
次はリーディングのコンチェルト、ト長調。
この生徒さんの曲が決まったのは5月の頭。準備期間が一番短かったのですが、なんとか本番までは最後まで暗譜で通して弾けました。あとは「のびのびしたいい音」で弾けるともっとよくなると思います。それとバイオリン的な弾き方を身につけていって欲しいなと思いました。
そしてこの生徒さん自身の心から、この曲を自分の言葉で話すように演奏できるともっと良くなると思いました。
小学生グループ最後は、デュオでの「大きな古時計」。
リハーサルでも、「お互い向き合って弾くよ~!」
と並び方を注意したのですが、お互いソロで弾くのと同じ向きで弾いてました。残念。
普段は合奏の練習はほとんどしていないので、突然「向き合ってね!」と言われてもすぐにできないことかもしれません。次回にはしっかりと向き合って、そしてお互いの音を聞きながらできるといいですね。
後半は、中学生の生徒さんによるエア・ヴァリエ。
この生徒さんは昨年の9月から私と一緒にレッスンを始めたのですが、最初は音もあまり出ていなく、なんだかもったいないなという感じを受けました。その後ボーイング練習、姿勢の取り方などを根気よく練習を行い、だんだんと音が出てくるように。
本番ではしっかりとした演奏を聞かせてくれました。
なんといっても歌心があり、「バイオリンが好きで弾いている」という感じがこの生徒さんからは聞こえてきます。 いいですね!
最後は高校生の生徒さん。
エックレスのソナタの1、 2楽章を聞かせてくれました。
勉強などもどんどん忙しくなってきているのですが、頑張って発表会で演奏しました。
なんといっても本番1週間前のがんばりで、いつもよりぐんと弾けるようになりました。
今後、受験でさらに忙しくなると思うのですが、一段落したときにはまたバイオリンを弾き続けていってくれたらなと思います。
そして中高生生徒さんと私による、ベートーヴェンの喜びの歌の3重奏にアレンジされたものを演奏しました。本番が一番良かったかな。
最後は講師演奏で締めくくらせて頂きました。
今年は、リリ・ブランジェの「ノクチューン」と「行列」を演奏しました。
生徒皆さんの頑張りを聞いて、私も頑張って演奏できました。
もちろん私自身、「まだまだできていないな~」、と思うのですが、また次へと向かって、より良い演奏、指導ができるように頑張ろうと思います。
2018年もなんとか無事に発表会を終えることができ、とりあえずはほっとしました。
みんなお疲れさまでした。また次に向かって頑張ってくださいね!
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