第24回関西弦楽コンクールを聞きに行きました
夏休みも終わりが近づきました。
もしかしたらもう新学期が始まっている方もいるかもしれませんね。
日中はまだまだ暑いですが、朝夕は涼しく感じられる時が出てきました。
「暑さ寒さもお彼岸まで」という言葉があるように、この猛暑もあと少しだといいですね。
夏はコンクールや発表会がいろいろと行われています。
先日、8月20日(土)フェニックスホールへ「第24回関西弦楽コンクール」を聞きに行って来ました。 今年は一般の方も聞けるようになりました。
私はエックレスのソナタ部門の途中から、バッハのコンチェルト部門の途中までを聞きました。どの出場者も一生懸命に練習をして演奏しているのがよく伝わってきました。
エックレスのソナタは、お一人上手だなと思う出場者がおられました。
楽器の構え方はもちろん、音、音程、音色、ビブラート、ボーイングなどの基本的な技術はできていて音楽的にも良かったと思いました。
全体としての感想はこの曲をそれなりに表現して音楽的に聞かせようと思うと、ある程度の学年にならないと少し難しいのかなとも思いました。
バッハのコンチェルトは小学生高学年ぐらいの出場者の方がしっかりとした演奏をされているなと 思いました。
バッハはいろいろ解釈の仕方がありますが、バイオリンの技術的なことはまずできていることと、そして当日はピアノ伴奏であっても、オーケストラのパートも勉強して、全体を把握してソロを弾くことが大事なのではと思いました。
このコンクールのいいところは、響きのいいホールで本番の演奏ができること、そして各審査員からの講評を頂けることでさらなる上達を目指してバイオリンに取り組んでいけるところかなと思っています。
コンクールに向けて頑張ることでいろいろと成長できます。
生徒さんだけでなく指導者側も成長していくことが大切だと改めて思いました。
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