気をつけたいこと
新緑がきれいな季節になりました。
近くを散歩していても、緑がとても鮮やかで気持ちいいです。
バイオリンを練習している時にいつも気を付けていたいこと。
いろいろあるのですが
「音を聞くこと」
「基本的なこと」
は、とても大事なことだと思っています。
「音を聞くこと」は、自分が弾いている時にどんな音がでているか、自分の出したいような音がでているかを練習の時に気を付けていないと、本番の時になっていきなり「聞きましょう!」と言われても緊張している状態ではなかなかできないことです。
そして出している音を聞くだけでなく、ご自身が心地よく弾けているか、感覚にも耳を澄ますことも大事なことだと思います。
「基本的なこと」は大まかにいうと
姿勢(構え)、右手のこと、左手のこと、音程、音色、表現、テンポリズム
かなと思っています。これらもいつも気を付けていないと、いざというときに「さあ直しましょう」となってもできないことです、、、、。
例えば右手のボーイングの「駒と弓は平行」もいつも気を付けてやっていれば、気をつけなくても体に入ってくるようになります。
音程もゆっくりと落ち着いて聞いて、ちょっとあってなくても「まあ、いいか」ではなく、ひびくきれいな音程がとれるように練習する。
楽しく弾くだけではなく、気を付けてやらないといけないことなので、中にはおもしろくないと思う方もおられるかと思います。けれども基本的なことに取り組んでいくと、音が変わってきて曲もよりいい仕上がりになってきます。そうすると弾いているご本人も弾く喜びを感じれるのではと思いますし、また近くで聞いている方も(大体はご家族の方かなと思いますが)
いい音楽が聞こえてくると嬉しいと思います。そして楽器もちゃんと弾くと喜んでくれます。
レッスンでは「基本的なこと」に気を付ける前と後での違いを聞いて感じてもらえるように心がけていきたいと思います。
散歩中に見つけた木。きれいな緑に惹きつけられました。
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