楽器の買い替え
新生活、または新学期も始まり1週間が経ちました。
新しい生活リズム、環境にも少しずつ慣れてきたでしょうか。
教室の生徒さん達も学年が上がり、授業数が増えたり、または学校が変わってと、みなさん
それぞれ変化がありました。しかし特にレッスンの日時の変更ということはなく、今まで通りにレッスンを行えそうです。
いつもお世話になっている楽器屋さんはここ数年、春に弦楽器フェアをされています。
フェアのいいところは、いろんなたくさんの楽器を見れることかなと思います。
「価格の違いによってどのぐらい音が違うのか」
「何がどう違うのか、、、。」
など楽器をサイズアップをするとき、または今より良いものを購入検討している時にはみなさん思うことかなと思います。
張る弦によって、または調整によって、そしてどの弓を使うかによってももちろん楽器の音は変わるのですが、一般的には価格と楽器の性質はだいたい合ってるものと私は思います。
(ちゃんとした弦楽器専門店においてです。)
もちろん個人的な好みもあるので、一概になんでも高いものがいいわけではありませんし、自分の実力よりもあまりにも上のランクの楽器を弾いても、逆に弾きこなせない、負けてしまうこともあります。
選ぶときにはまず、予算を決めるように生徒さん達にはお伝えしています。
やはりいいのを弾くと「いいな~」と思うことが多く、予算が膨れ上がってしまうこともあるためです。
先日、生徒さんがフェアに行ってこられました。
予め予算は伝えておられたようです。
いろいろな価格帯の楽器を弾かせてもらって、「これはあなたにはまだですよ」と言われているように思う楽器もあったとのことですが、横で聞いていたご家族の方は、「とてもいい音がしていた!」とのこと。
最終的にご予算の中で「この子!」と思う楽器と巡りあえ、また弓も楽器に合うものが見つかって喜んでおられました。
この生徒さんはスタンダードなセット楽器でとても熱心にバイオリンに取り組んでおられてました。今までよりいい楽器に、そして自分がとても気に入った楽器に巡り合えて、今まで練習してきたことが新しい楽器でできるようになってました。ボーイングもきれいになっていました。
価格だけをみると楽器は高いかもしれません。しかし、曲が進んでもっといい音で上手に弾けるようになりたいな、と思った時にはやはりどういう楽器、弓を使うかというのは考える点になるかと思います。
しかしいい楽器に替えたからと言って必ず上手になるわけではありません。
やはり弾かないといけません。
まずは今持っている楽器を最大限に鳴らして使いこなすことを考えて行くのは大事かと思います。
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