レオニダス カヴァコス バイオリンリサイタルを聞きに行きました
この数日、急激に寒くなりました。
秋を通り越して冬、手前のようです。
こういう時は体調を崩しやすいので、気をつけて過ごしてきたいですね。
先日、10月7日(金)、大阪のいずみホールへ「レオニダス カヴァコス バッハ無伴奏
バイオリン・リサイタル」を聞きに行きました。
カヴァコス氏のバイオリンを初めて聴いたのは、もう20年ちょっと前ぐらい。
留学していた時に、聞きに行ったオーケストラのコンサートでパガニーニのコンチェルトを演奏されていたのですが、とても素晴らしい演奏で一気に魅了されました。
そして今年はバッハの無伴奏リサイタルがあると知り、早速チケットを購入しました。
最初は無伴奏ソナタ第1番だったのですが、モダンのバッハではなく、バロック時代の奏法などを取り入れたバッハの音楽に吸い込まれました。
この日は、第1番、第3番のソナタ、そしてパルティータ第2番を演奏されました。
特に印象的だったのが、パルティータ第2番のCorrente。
パルティータは踊りの要素が多いのですが、このCorrenteは自分で弾いていると特に感じがつかみにくい楽章だったのですが、カヴァコス氏の演奏を聞いて、こういう風な踊りなんだと感じることができました。
またこの日は聴衆のアンコールにたくさん応えてくださり、第1番のパルティータのAllemanda とそのDouble以外を全部弾いて下さいました。
バッハはバイオリニストそれぞれ解釈スタイルがあるのですが、カヴァコス氏のバッハはとても心に響く演奏でした。
バッハ以外でもまたコンサートを聞ける機会があれば是非行きたいと思います。
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